コラム COLUMN
電源プラグや延長コードを安全に保つために。
東京消防庁管内では、電気火災の割合が年々増加しているそうです。
コンセントや差し込みプラグによる火災も多いため、・ほこりがたまらないように定期的に掃除する。
・差し込みプラグを抜くときは、コードではなくプラグ本体を持つ。・コードの折れ曲がり、家具等の下敷きに注意する。束ねて使用はしない。
・テーブルタップは、決められた容量内で使用する。・外出時や就寝時などは、使わないプラグはコンセントから抜いておく。
・コンロの情報など、コードが加熱される場所で使わない。などの注意喚起をしています。
コンセントや差し込みプラグを掃除する時、絶対やってはいけないことがあります。
それは、『洗剤などの液体を直接吹きかけること』です。内部に液体が入り込むと、漏電や発火の恐れがあります。
そのため、1.綿棒やエアダスターなどでホコリを除去する(2本の刃の間も忘れずに!) 2.固く絞った雑巾や軍手で汚れを落とす
3.乾拭きして完全に乾かすという手順で掃除しましょう。
冷蔵庫のように差したままにしたいプラグもありますが、感電を防ぐため、掃除の際は必ずプラグを抜きましょう。
そういえば、スマホやゲーム機を充電する際の差込口にホコリがあると、本体が熱くなったり発火する恐れがあるそうです。
お子さんにも、定期的に掃除するよう呼びかけた方が良さそうですね。
さて、せっかくなので、掃除のついでに点検してほしい項目があります。
それは、・プラグやコードにひび割れ・キズが無いか・プラグが溶けたり焦げた形跡が無いか・プラグの刃が曲がっていないか
・プラグを差し込んだ時、緩みが無いか・延長コードの製造年から5年以上経っていないかということです。
また、使用中に本体やコードが熱くなったり、コードを動かしたときに電源が付いたり消えたりするものは、
製造から5年以内でも危険です。すぐに使用をやめて交換しましょう。