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コラム COLUMN

自宅での転倒事故を防ぐために。

あなたは、自宅でつまづいてヒヤッとしたことはありませんか?

普段は問題なく歩いている場所でも、寒さや疲れで体の動きが鈍い時は、いつもよりすり足気味になります。

テレビやコタツのコード、床とカーペットの段差など、普段なら無意識のうちに避けられるものでも、足を引っかけて転倒する恐れがあります。

そこでまずは、どこにどんな転倒リスクがあるのか調べてみましょう。

薄暗い階段は足元が見えにくいので踏み外す恐れがあります。  

階段の照明が薄暗いなら、昼白色や昼光色などの電球を試してみましょう。

照明が無い(又は足りない)場合は、乾電池式やコンセントに差し込むタイプの照明や、

暗い場所で光る蓄光テープなどで段差を分かりやすくしましょう。

滑りやすい靴下やスリッパを愛用しているなら、滑り止めマットや手すりは欠かせませんね。

リビングや個室の床には、モノを置かないようにしましょう。  

カーペットの段差だけでなく、その日に限ってカーペットがめくれていたためにつまづいた、というケースもあります。

・カーペットの端を留める ・ひっかかりやすいカーペット は使用しないなどの方法で対策しましょう。

なお、テレビやこたつなどのコードが動線上にあると、どうしてもリスクが残ります。  

・電源コードの配線は歩く場所を避ける・家具の配置を変えて、電源コードが動線に掛からないようにするなどの方法を試してみましょう。

浴室にも転倒リスクはあります。石鹸やシャンプーが残った洗い場で滑ったり、浴槽に出入りする時に足がもつれて転倒した事例があるんです。

石鹸やシャンプーを丁寧に洗い流せば問題ないのですが、お子さんがいる家庭では難しいかもしれません。

心配なら、洗い場に滑り止めマットを敷くと良いでしょう。 また、入浴剤が入っている浴槽は、お湯だけの浴槽より滑りやすくなります。

浴槽内で滑って骨折したり、手足の靭帯を損傷した方もいるんです。 ・購入時に入浴剤の注意書きをチェックし、滑りやすいものは避ける

・初めて使う入浴剤は、少ない量で滑りやすさを確認してから使用量を調整する ・浴槽内に滑り止めマットを敷く

・子どもを抱っこしたまま浴槽を出入りしない ・浴槽を出入りする時は手すりを持つ

・滑る成分が残らないよう、入念に掃除するなどの方法でリスクを減らしましょう。   

転倒した時、病院に行った方が良い症状なのか、急いで救急車を呼んだ方が良いのか迷うことがあるかもしれません。

そんな時は、電話やネットで自治体に相談しましょう。

「#7119」「#7899」「#8000」などの短縮ダイヤルで、各都道府県が救急相談窓口を設けています。

「小児専用」などの制限や、短縮ダイヤルがつながらない時の回線、受付時間の案内などは、各ホームページで確認できますよ。

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