コラム COLUMN
秋掃除で年末の負担を減らしましょう。
大掃除は、1年間の汚れを落とすだけでなく、新年に神様をお迎えするために欠かせない行事です。
そのため、大晦日に大掃除をする方もいますが、大掃除のルーツである煤払い(すすはらい)は12月13日に行われます。
また、ここ数年は、「年末は忙しいし、秋の方が気温も水温も快適なので掃除がはかどる」ということで、秋に大掃除をする方が増えています。
そのため、『秋掃除』という言葉もすっかり定着しています。秋掃除をすれば、年末の掃除の負担を大幅に減らせます。
皆さんも、もし年末の大掃除を苦痛に感じているのなら、今年は秋掃除に挑戦してみませんか?
■油や皮脂の汚れ
夏に裸足で歩いたフローリングの皮脂汚れやキッチンの油汚れは、時間を置くほど落としにくくなります。
そのため、年末を待たずに掃除した方が良いのです。もし洗剤を使って落とすなら、換気扇だけで換気を行うのではなく、窓を開けて換気量を増やすようにしましょう。
フローリングのワックスがけは、暑い日や寒い日、湿気の多い日はきれいに仕上がりません。その意味でも、秋はワックスがけに適していると言えるでしょう。
■夏に増えたダニやカビを退治
布団やカーテンなどの大物洗いや大掃除をすることで、ハウスダストアレルギーの原因を取り除けるだけでなく、ダニやゴキブリのエサを減らすことができます。
衣替えのタイミングに合わせれば、何度も押し入れの荷物を出し入れする必要はありません。押し入れの換気や掃除も、ついでに済ませてしまいましょう。
■掃除代行業者
掃除代行業者の繁忙期は12月です。そのため、さまざまな業者が冬のキャンペーンを行い、予約の獲得に力を入れています。
キャンペーン期間の方が割安になる場合もありますが、作業量が増えてスタッフの疲れが溜まる繁忙期を避けたいなら、10~11月のうちに依頼しましょう。
エアコンの掃除を計画しているなら、暖房シーズンを迎える前に終えられるよう、早めに予約しましょう。
■ゴミ収集カレンダー
ゴミ収集カレンダーに合わせて計画を立てなかったばかりに、年内にゴミを捨てられず、片付いた部屋で新年を迎えられなかった経験はありませんか?
私も含め、私の周囲にはそんな失敗をした人は少なくありません。もし12月に大掃除をする予定なら、ゴミ収集カレンダーは必ずチェックしましょう。