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コラム COLUMN

梅雨ならではのシックハウス症候群に注意しましょう。

シックハウス症候群と言えば、新築やリフォームがきっかけで発症する印象があります。

しかし、それ以外にも、季節や暮らし方が原因でシックハウス症候群を発症することがあります。

その原因の一つとなり得るのが『梅雨』です。   

■原因と症状

シックハウス症候群は、・建材や家具、芳香剤やドライクリーニングした衣類などから放散される化学物質

・カビやダニによる空気汚染・たばこの煙に含まれる有害物質などが原因とされています。

頭痛や吐き気、倦怠感や蕁麻疹など、症状が多岐に渡るだけでなく、個人差が大きいため、原因を特定できるまで時間が掛かる方もいます。

 

■梅雨の注意点

暖かくて湿度の多い梅雨は、カビやダニが繁殖しやすい環境です。また、高温多湿になると化学物質の放散量は多くなります。

そのため、・窓を開ける時間を増やして、汚れた空気を排出する ・押し入れなど、通風が悪くなりがちな場所の通風を確保する

・こまめに掃除し、ダニの死骸やフン、エサなどを除去する ・除湿器などで調湿する

・太陽光を活用して乾燥や殺菌を行う ・24時間換気システムは、常に稼働させる

・じゅうたんはダニやカビの汚染が多いので、清掃の頻度を増やすなどの方法で、原因を取り除くようにしましょう。   

なお、春の新生活をきっかけに家具やカーテンなどを買い替えたなら、そこに化学物質が含まれている可能性があります。

もし、「家から離れると体調が良い」と感じているなら、在宅中は窓を開ける時間を増やしましょう。原因を特定できるなら、できる範囲で除去しましょう。

 

■自宅以外も要注意

勤務先、勤務中の訪問先、住宅展示場、知人宅など、自宅以外の場所でも症状を感じた方は少なくないようです。

そういえば、スタッフはリニューアルオープンした店舗で、知人は旅行先のホテルで、そんな経験があるとか。

勤務先でひどい症状が続くなら、医師の診断書を確保しましょう。

環境を改善してもらえない場合、「安全配慮義務違反」を理由に損害賠償を請求できる可能性があります。

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