コラム COLUMN
新居でガーデニングを始めるなら
おうち時間が増えるゴールデンウィークをきっかけに、ガーデニングに挑戦する方が話題になっていますね。
そういえば、近所のホームセンターにも、花や野菜の苗を選んでいる家族連れがいました。
気に入った花の苗を片っ端から買い物かごに入れるお子さん、スマホで育て方を検索するお母さん、肥料や土をカートで運ぶお父さんなど、
いつもより活気あふれるガーデニングコーナーの影響か、つい多めに苗を買ってしまいました。
収穫も楽しみですが、水をあげるとシャンとする姿や、気持ちよさそうに日光浴する様子に癒されています。
■環境を調べる
同じ敷地内でも、場所によって日当たりや水はけなどが異なります。
そのため、植物に適した環境に配慮せず、見た目を優先した場所に植えると、思うように成長せず、がっかりすることがあります。
まずは、日当たりや温度差、水はけなどの状況を調べ、そこに適した植物を配置するようにしましょう。
■鉢植えの注意点
鉢植えを直接庭に置くと、地面に伸びた芽が養分を摂取しすぎるため、枝ばかり成長して花がつかないことがあります。
また、雨が降る度に、鉢や植物に地面の泥に含まれる病原菌が付着することもあります。
それを防ぐには、鉢と地面の間にシートや板を敷くなどの工夫が必要です。
■隣家に配慮
隣家との境界線の近くに落葉樹があると、毎年のように落ち葉や害虫で迷惑を掛けてしまいます。
そのほか、ニオイの強い植物や、害虫が発生しやすい植物も境界線から離して育てましょう。
植物の枝や根、落ち葉が原因でご近所トラブルになる事例は多いので、隣家への配慮は忘れないようにしましょう。
エアコンの室外機から出る熱風や冷風は植物にダメージを与えます。そのため、風が直接当たる場所は避けた方が良いでしょう。
なお、室外機の上は熱くなりやすいので、鉢植えを載せたい時は、直に置くのではなく、ラックや室外機カバーなどの上に置くようにしましょう。
■緑のカーテン
緑のカーテンの定番といえばゴーヤや朝顔ですが、毎年のように、新たな植 物が緑のカーテンとして仲間入りしています。
その中には、虫が付きやすいもの、連作できないもの、水枯れしやすいものなど、育て方に配慮が必要な植物もありますが、その分、成長した姿を見るのは楽しいですよね。
今年は花を愛でるカーテンにしようかな。それとも収穫を楽しめるカーテンにしようかな。
植え付けの適期が過ぎる前に、早く決めなければ、、、いけませんね。