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コラム COLUMN

新居では、備蓄品をどこに保管しますか?

   今年も、防災の日(9月1日)や、防災週間(8月30日~9月5日)には、全国各地で防災訓練などの取り組みが行われましたね。

この時期に合わせて、自宅の家具がきちんと固定できているか確認したり、非常食などの備蓄品を整理する方もいるとか。   

非常食や水の備蓄量は、最低でも3日分、可能なら7日分を用意した方が良いと言われています。

とはいえ、それだけの量を備蓄するには結構なスペースが必要ですよね。みなさんは、備蓄品をどこに保管していますか?

 

■直射日光・高温多湿

食品パッケージによく記載されているのが『直射日光・高温多湿を避け、常温で保存してください』という注意書きです。

では、『常温』ってどれくらいの温度なのでしょう。

明確な定義は無いようですが、厚生労働省は『夏季において外気温を超えない温度』、JIS規格は『5~35度』と表現しています。

メーカーによっては、『15~25度』『28度』などのように、個別に目安を設けている場合もあります。

ちなみに、『多湿』とは湿度60%以上を指すそうです。   

■食料や飲料の保管に不適な場所

・シンク下の収納・・・湿度が高くなりやすく風通しが悪い ・ガスコンロ下の収納・・・高温になりやすい

・家電や暖房器具の近く・・・高温になりやすい ・クローゼット・押し入れ・・・地震で家がゆがんだ時、開閉できない恐れあり

・車内・・・高温になりやすい

 

■分散保管でリスクも分散

好条件の保管場所は限られるので、一か所に3~7日分の備蓄品を収納するのは難しいものです。

そんな時は、分散して保管しましょう。

そうすれば、押し入れの備蓄品を取り出せない時でも、ウォークインクローゼットの備蓄品で急場をしのげます。

車内の温度変化に対応できる備蓄品を車に保管しておけば、自宅が倒壊した時でも、備蓄がゼロになることはありません。

割りばしや手袋などのように、直射日光や高温多湿の影響を受けない備蓄品もあります。   

カセットボンベは、40度以下で湿気の少ない場所なら保管可能です。

災害リスクが高い地域に新築したなら、職場や実家、トランクルームなどに分散保管するのもいいですね。

 

■開封後は?

常温保存可能な食品の中には、開封後も常温保管ができるものと、開封後は冷蔵庫で保管しなければならないものがあります。

食べきりサイズの備蓄品なら気にする必要はありませんが、そうでないものは、開封後の取り扱いについて確認しましょう。

停電を想定するなら、開封後の冷蔵保管が必要な食品は食べ切りサイズにした方が良さそうですね。

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