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コラム COLUMN

放火されにくい環境づくり

京アニ放火事件や大阪のビル放火事件などのように、他人の悪意による火災のニュースを見るたびに、犯人に対し強い憤りを感じるのは私だけではないでしょう。

令和2年には、「放火」と「放火の疑い」がある火災が合計で4,052件も発生しており、236人の方が亡くなっています。

これは、全火災の出火原因別死者数の第1位です。ちなみに、住宅火災では「放火」により21人の方が亡くなっています。   

放火は、人目につかない場所や、人通りが少ない夜間に多く発生しています。そのため各自治体は、「放火されにくい環境づくり」を呼び掛けています。

具体的な放火対策として、・家の外に段ボールなどの燃えやすいものを置かない ・ゴミは指定日の朝に出す ・洗濯物は、乾いたら早めに取り込む

・夜間に洗濯物を干すときは、室内に干す ・門・物置・車庫などには鍵をかけ、外部からの侵入を防ぐ ・郵便受けの新聞などは溜め込まない

・外灯やセンサーライトなどの照明で、夜間も家の周囲を明るくする・自転車やバイクを防炎カバーで覆う・落ち葉や枯れ草などは小まめに片付ける

などの方法が紹介されています。室内の火災を早期発見するために、住宅用火災警報器を設置していますか?では、屋外の火災についてはどうでしょうか。   

・人目に付きにくい場所が多い ・近所で放火があったので不安・ 物置が無いのでゴミ袋を屋外に置かざるを得ないなどの事情があるなら、

屋外用炎センサーの設置やセキュリティ会社への相談を検討しましょう。最近は、耐火性に優れた構造や外壁で、放火やもらい火を防げる家が増えています。

一方、一目で燃えやすそうだとわかる家もあります。放火されにくい環境づくりには家族の協力が欠かせません。   

空気が乾燥した今の時期は、火の回りが早いので特に危険です。

一緒に家の周りを見て、現状の危険性や安全を守る方法を確認しましょう。

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