コラム COLUMN
家具や家電の買い替え費用を住宅ローンに組み込みますか?
あなたは、新築と同時に家具や家電を買い替える予定ですか?全てを買い替えると結構な金額になりますよね。
そのため、その費用を住宅ローンに組み込みたいと思う方もいます。では、家具や家電の購入に住宅ローンを利用できるのでしょうか。
住宅ローンとは、住宅を入手するために 金融機関から受ける融資のことです。一般的に、火災保険料や登記費用など、住宅取得に付随する費用は住宅ローンに組み込めます。
しかし、家具や家電の場合、金融機関によっては対象外になることがあります。ただし、家電やカーテンなどを施工業者を通じて購入し、設置してもらうなら大丈夫です。
とはいえ、施主支給より割高になる可能性もあるので、慎重に判断しましょう。
ところで、買い替える予定はなくても、真っ白い内壁が家電の経年劣化した色を目立たせて、入居後に買い替えたくなるかもしれませんよね。
予算が足りずに購入できなければ、変色した家電を使い続けることにストレスを感じるかもしれません。
変色がどの程度気になるのかを確認するのに良い方法があります。まずは、業者に内壁の見本を借りましょう。
そして、採用したい内壁の見本を見つけたら、今使っている家電や家具の隣りに置いて観察してみましょう。
早めに判断できれば購入資金の予算取りができます。買い替え費用を組み込める住宅ローンを探すこともできるでしょう。
ただし、ここで一つ気を付けたいことがあります。それは、住宅ローンの契約をする前に、家具や家電を分割払いで購入しない方がいいということです。
なぜなら、年収に対する返済額の比率が増えると、融資の可否や融資額に影響を与えるかもしれないからです。
家具家電の買い替え費用や引っ越し費用など、新築に関わる費用を住宅ローンに組み込めると、初期の費用負担は減らせます。
しかし、その分だけ返済の負担が増えるので注意しましょう。