コラム COLUMN
家づくりにストレスを感じていますか??
世代や地域によって異なるとは思いますが、「男なら、結婚したら家を建てるのが当たり前!」という価値観を他者に強要する人がいます。
そんな価値観に合わせ、義務のように家づくりをした結果、「建てて良かった」と喜ぶ方もいれば、
「賃貸の方が良かった」「中古住宅で十分だった」と後悔する方もいます。
ところで皆様は、周囲の方から新築することを義務のように言われたことはありますか??言われたことがあるなら、その時、どう思いましたか??
■きっかけ
戸建てで暮らす方の新築(又は購入)したきっかけを調べたところ、特に多かったのが、
・結婚 ・子ども(出産、人数、進学、環境など) ・両親との同居、又は別居(自立) ・将来の不安解消 でした。
家づくりや住宅ローンの返済は大仕事ですから、人生の大きな変化が決断を後押しするのかもしれませんね。
■ストレス
自ら望んで結婚や出産を選んだ方でも、それに伴う人間関係や生活環境の変化に疲れやストレスを感じることはあります。
また、新築をきっかけに、「近所付き合いの輪から外れているような気がする」「費用も間取りも後悔だらけ」
「きれいを保ちたいのに、家族が汚したり散らかしたり…」「家族だけで新居を満喫したいのに、子どもの友達の溜まり場になってしまった」
と新築ブルーに苦しむ方は少なくありません。家づくりする方には、新築のきっかけによるストレスや、新居での生活によるストレスが重なる恐れがあります。
その不安を和らげるには、どうすれば良いでしょうか。
■完璧を目指さなくても大丈夫
「〇年〇月までに新築しなければならない」「ご近所さんとは仲良くしなければならない」「費用や間取りを失敗してはいけない」などのように、
完璧を目指すほど理想と現実のギャップにストレスを感じてしまいます。これでは、せっかくの新生活を楽しめません。
家づくりは、他人の価値観ではなく家族に良いタイミングで。ご近所さんとは、まずは挨拶程度の程よい距離感で。
予算や間取りは、将来の生活に対応できるよう余力を持たせて。理想を追い求めるとキリがありません。
考えすぎて疲れた時は、家族に話してみましょう。家づくりは『義務』や『目標』ではなく、家族と幸せに暮らすための『手段』なのですから。