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コラム COLUMN

利便性も大切ですが、それ以上に大切なのは安全性です。

最近、毎年のように記録的な大雨による被害が発生していますね。その甚大な被害を目の当たりにして、土地選びの重要性を痛感した方も多かったようです。

避難指示の対象になった場合、・災害に対応した指定緊急避難場所へ避難する ・近隣のより安全な場所・建物等に避難する

・その時点に居る建物に留まる場合、より安全な部屋等に移動するといった行動が推奨されています。

しかし、・避難場所までの経路に増水した河川がある ・自宅に留まるのは不安だが病気等で避難できない家族がいるなどの事情で避難したくてもできない場合があります。

これは、決して他人事ではありません。皆様は、土地探しの際にハザードマップを調べていますか??   

気に入った土地を見つけたら、その都度調べることをお勧めします。ハザードマップは定期的に更新されるので、鮮度の高い情報を捉えるようにしましょう。

そういえば、2年ほど前に改訂された江戸川区の水害ハザードマップは、「ここにいてはダメです」「ほとんどの地域が浸水します」

といった強烈な言葉が話題になりましたよね。

たとえ自宅は安全でも、周囲の浸水時間が長ければ、その間自宅に籠城する羽目になるかもしれません。   

豪雨災害が多い7~10月にライフラインが止まった自宅で 過ごすと熱中症が心配です。何より、トイレの問題は切実です。

そんなリスクを少しでも減らすには、土地探しの際に、冠水や土砂災害の危険性が低い、安全な土地を選ぶことが大切です。   

災害の種類によって安全な避難場所は異なります。ですから、新居の候補地を見つけたら、大雨や地震などの災害を想定して、

・それぞれの災害に対するリスクはどうか ・避難場所まで安全に避難できるかをシミュレーションしてみましょう。

家族がより幸せに暮らすためには、安全性の高い土地に、家族の健康を守る家づくりをするのが大前提です。   

利便性も大切ですが、安全と健康は何より優先されるべきでしょう。

自治体によっては、防災ラジオや防災無線などを通じて、さらにきめ細やかな情報発信をしています。そんな動きも、土地選びの参考にしたいですね。

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