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コラム COLUMN

住宅ローンに火災保険を組み込む予定なら、比較検討はお早めに 

賃貸暮らしの場合、その建物に対する火災保険を支払う必要はありません。そのため、火災保険に関心を持てない方もいることでしょう。

しかし、新居が完成すれば、・建物、家財、またはその両方を対象とするか ・全ての補償を選ぶか、補償範囲を限定するか ・どの保険会社を選ぶか

・一年契約にするか、長期契約にするかなどを事細かく比較し、決定しなければなりません。

また、火災保険とセットでしか加入できない地震保険についても、・加入するかしないか・建物と家財の補償金額をいくらに設定するかを考えなければなりません。

保険料の払い込みは、月払いより年払いの方が、年払いより長期一括払いの方が割安になります。

(以前は35年もの長期契約が可能でしたが、2015年以降は最長10年までとなっています。)

また、住宅ローンに火災保険を組み込めば初期負担を軽くできるので、それを利用して長期一括払いを選択する方もいます。   

ただし、金融機関によっては住宅ローンに組み込めない場合があります。また、火災保険の選定が遅いと、組み込みが間に合わない場合もあります。

ですから、もし火災保険を住宅ローンに組み込む予定なら、できるだけ早い段階から検討を始めた方が良いでしょう。

契約が満了する前に保険会社から連絡は入ると思いますが、不安なら、申し込み時に自動継続の手続きをしましょう。

また、もし契約満了をきっかけに保険会社を再考する予定なら、早めに複数の保険会社の見積もりを比較するのはもちろん、

建築確認申請書、検査済証、確認済証などの必要書類を揃えておきましょう。なお、割引を受けるには、住宅の性能や設備に関する資料が欠かせません。

それらの重要書類は、新居の引き渡し時に一括で渡されます。10年後、20年後と必要になる書類なので、大切に保管してください。   

ところで、最近は毎年のように大きな自然災害が発生していますよね。

皆さんのお宅と似た地形や環境の土地が被災しているなら、あなたのお宅にも、同じようなリスクがあるかもしれませんので、

ニュースをチェックし、必要があれば契約内容を変更しましょう。ただし、保険会社によっては、契約期間中は内容変更できない場合があります。   

その場合、一旦解約してから新たに契約することになります。とはいえ、切り替え途中に火災や自然災害が発生すると、補償を受けられない場合があります。

更新や切り替えを行う際は、空白期間を作らないよう十分注意してください。

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