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コラム COLUMN

お金や契約について、お子さんと話していますか?

民法の改正により4月1日から成人年齢が18歳に引き下げられました。

酒やたばこ、競馬などの公営ギャンブルは20歳になるまでは認められていませんが、・アパートを借りる・クレジットカードを作る

・携帯電話を購入するなどの様々な契約が、親の同意無しでも可能になります。   

社会経験が無い学生のまま成人を迎える方は、契約に関する知識や危機感が乏しいことでしょう。悪徳業者は、そんな人を狙っています。

契約経験の無いお子さんに教えるのは難しいかもしれませんが、お金や契約について一緒に学べる良い機会ですね。

■新成人が被害に遭いやすい理由   

契約の知識や経験が少ないだけでなく、・執拗な勧誘に対抗するスキルが無い ・契約の詳細まで確認しない

・友人からの紹介など、断りにくい状況に追い込まれやすい ・儲け話に弱い ・クーリング・オフや消費者契約法など、自分を守るルールを知らない

・クレジットやリボ払いなどの仕組みを知らない ・被害について相談できる機関を知らないなどが理由として挙げられています。

 

■こんな経験はありませんか?

・子どもが親に無断でスマホのオンラインゲームに課金していた ・無料のつもりで遊んでいたら、いつの間にか課金していた

・親に内緒で課金する方法について、子どもが友達と情報交換している ・「クリックして稼ぐ」などの儲け話が気になる

・ワンクリック詐欺に引っかかった ・一度だけの購入のはずが、定期購入扱いになっていた

・電話でしか定期購入を解約できないのに、いつも話し中などの事例は多いですよね。

 

スマホでの課金は、現金もモノも視認できないので、親が気付くチャンスは少ないものです。

 

未成年が親に無断で契約した時、親は、未成年取消権を使えば契約を取り消せますが、

お子さんのためにも、家づくりの資金計画のためにも、スマホの使用状況確認やお金の教育などは定期的に行いたいものです。

 

■資産形成の授業   

4月から、高校の家庭科で資産形成の授業が始まっています。

周囲でも噂になっており、「自分たちの時代にもそんな授業があったら良かったのに」という声をよく聞きます。

授業では、金融リテラシー(家計管理、投資、金融トラブルなど)について、生涯役立つ学びを得られるとか。

お子さんが学び始めたら、家づくりの資金計画良い相談相手になりそうですね。

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