コラム COLUMN
【その心理的瑕疵物件に対する印象は、人それぞれです。その1】
こんにちは、もしあなたの要望をすべて満たす土地を、相場よりお買い得価格で入手できるとしたら…。
あなたは即決しますか?
それとも、「そんなおいしい話があるわけがない」
と、その価格で提供する理由を調べようとしますか?
相場より安い土地には、・地盤が弱い・工場や鶏舎、騒音やニオイの原因になる建物が近い
旗竿地など、出入りや使い勝手が不自由な立地などのように、何らかの理由があります。
上記は、多くの方が納得する理由でしょう。
その他に、人によって受け止め方が違う物件があります。
それは、『心理的瑕疵物件』です。
心理的瑕疵とは、
・過去に事故や自殺があった・近所で死亡事件などがあった
・近所に暴力団事務所や風俗営業等の店がある
・近くにお寺やお墓などがある
などのように、人によって「怖い、気持ち悪い、縁起が悪い、なんかイヤだ」
「それが事実なら、この土地に住みたくない」と判断するような要因のことです。
例えば、売地の隣が墓地の場合、「静かだし、日当たりも風通しも最高!」
と好意的に捉える人もいれば、「昼間でも一人で留守番したくない。夜はなおさら…」と、想像するだけで青ざめる人もいることでしょう。
また、ゴミステーションや病院などが近くにある場合、利便性が良くて助かると言う方もいれば、「悪い気が集まりやすいから、風水的にちょっと…」と否定的な方もいます。
その心理的瑕疵についての捉え方は、人それぞれです。家族の中で肯定派と否定派に別れることがあるかもしれません。
そんな時は、ぜひ否定派の考えを聞いてあげてください。
・・・その2へ続きます