コラム COLUMN
『学区』も気になりますが…
土地を探すとき『学区』を重視する方がいます。
確かに、評判の良い小学校があれば「ウチの子も入学させたい」と思いますし、評判の悪い小学校があれば、
「あそこにだけは通わせたくない」と思いますよね。とはいえ、学区を限定すると物件の数にも限りがあります。
そのため、土地選びはさらに難しくなります。そんな時は、学区にとらわれずエリアを広げて探しましょう。
そうすれば、より良い土地に出会える可能性が増えます。それに、自治体に申請すれば、学区外からの通学が認められる場合もあります。
ですから、まずは・隣接するエリア・同じ中学校に通えるエリアなどの条件を設けて探してみましょう。
スタッフの知人の中には、評判の良い小学校に通わせるため、
年長さんから小学校6年生までの7年間、お子さんの住民票を祖父母宅に移した人がいます。
家庭の事情で申請した結果、学区外通学が認められた人もいます。
教育にかける熱意が高いほど、土地を探すときに『学区』を優先したくなるかもしれません。
しかし、お子さんが小学校を卒業した後もその土地での生活は続きます。
そのため、「子どもが小学生の頃は良い土地だと思っていたけど…」と後悔するケースがあるんです。
それを防ぐには、生活が不便になった時に引っ越すか、子どもが巣立った後の生活まで考慮して、
老後でも安心して暮らせる土地を選ぶしかありません。年を重ねるにつれ暮らし方は変化します。
子育て中だけではなく、老後も安心して暮らせる土地か見極めたいですね。