コラム COLUMN
土地を選ぶ時は、将来の生活を想像しましょう
家づくりで予算オーバーを防ぐためには、優先順位をはっきりさせることが大切です。
それは土地選びも同じです。土地に求めるものは人それぞれですが、全ての条件を満たす土地を探すのは相当難しいのではないでしょうか。
ところで皆様は、どんな土地を探していますか?優先順位は、どのように決めましたか?
まずは、利便性や治安、地盤や日当たりなど、土地そのものや周辺環境に求める条件を書き出してみましょう。
そして、それぞれに優先順位をつけてみてください。一枚の紙に書くのも良いですが、付箋などの個別に書ける紙を使えば並べ替え作業が楽です。
■10年後は?定年後は?
今の優先順位の土地に新築した場合、将来の生活がどのようになるか想像してみましょう。
「通勤時間より生活の利便性を優先した方が暮らしやすそう」「通学する期間は限られているが、優先順位はこれでいい?」など、
さまざまな疑問が出てくることでしょう。
子どもの独立、定年、自動車免許の返納など、暮らし方の大きな変化を具体的に想像しながら、優先順位に問題が無いか確認してみましょう。
■長所と短所
どんな土地にも長所と短所があります。駅や幹線道路に近い場所は、騒音や視線に悩まされるかもしれません。
広さを優先すると、利便性が悪くなるかもしれません。建物は暮らし方に合わせて増改築できますが、土地はどうすることもできません。
候補地の長所と短所を把握し、将来の生活にも対応できる土地を選びましょう。
■知人の体験談
「今は不便な地域ですが、数年後にスーパー建設計画が…」というセールストークを信じ、坪単価が安いうちにと土地購入した知人がいます。
しかし、10年過ぎてもそのような気配はなく、「計画がとん挫したのか騙されたのか」と後悔していた時期もありました。
最近では、通学や買い物は不便なものの、静かでのんびりした休日を楽しめる環境が気に入っているようです。
希望通りの完璧な土地に出会えればいいのですがそうは簡単にいきません。
優先順位をつけて納得のいく土地を一緒に探し出しましょう!!