コラム COLUMN
新築するとき厄年が気になりますか?
◆厄年とは
厄年とは、人生の岐路になりやすい時期や
運気が弱まる時期とされています。
本厄は、男性が25歳、42歳、61歳、
女性が19歳、33歳、37歳で、
本厄の前の年を前厄、次の年を後厄といいます。
なお、地域によっては3歳を本厄とする場合もあります。
この年齢は、数え年(生まれた年=1歳)で計算するのが一般的ですが、
地域や神社によっては満年齢で計算します。
◆解釈は人それぞれですが…
厄年の新築については
「運気が弱い時期だから縁起が悪い」
「大金を使うのは厄落としになるから問題ない」
「施主(男性)が42歳の時だけは避けた方がいい」
など、様々な意見があります。
中には、不安をあおって
神社以外でのお祓いや物品購入を勧める業者もいるようです。
しかし、縁起が良い時期まで待った結果、
・新居を必要とする時期に新築できなかった
・希望の小中学校の学区に入れず、
・新築後に転校して子どもにストレスを与えた
・土地の購入を遅らせた結果、理想の土地を購入できなかった
と後悔した事例を見ると、
運気が弱まった分を別の方法でカバーすることも
検討した方が良いのではないでしょうか。
◆厄除け・厄落としの例
・家づくりの前に神社で厄払いをする
・地鎮祭、上棟式などの神事をすべて行う
・上棟式で、高いところから餅やお菓子を撒く
・縁起の良い日に引っ越す
・掃除や換気をこまめにし、悪い気を溜めない
・使わないものを溜め込まない(断捨離する)
・玄関に盛り塩をする
・日ごろから身に着けているものを捨てる
・親戚や近所の方に食事をふるまう
家族が不安に思っているなら
厄年の由来や定義は漠然としているものの、
不安な要素を減らしたいと思うのは自然な感情です。
ですから、もし不安感に悩む家族がいるのなら、
まずはじっくり話し合ってみましょう。
なぜなら、家づくりは、
家族とより幸せに暮らすために行うものですから。
それではまた(^^)/