コラム COLUMN
外気熱の侵入を防ぐには、室内より屋外!
窓枠やガラスが熱くて驚いたことはありませんか?
室内に入る外気熱のうち、50%以上は窓から侵入します。
そのため、外気の熱を防ぐには、室内で断熱(遮熱)するより、
屋外で断熱(遮熱)した方が効果的なんです。
◆屋外での対策と注意点
屋外での日差し対策には、すだれ、よしず、サンシェードなどがあります。
東と西の窓に雨戸を設置するのも良い方法です。
その他、落葉樹やグリーンカーテンなど植物を用いた対策もあります。
すだれに朝顔を這わせるなどの合わせ技も素敵です。
いずれの場合も、最も気を付けたいのは『風対策』です。
すだれやよしずなど後付けのアイテムは、
・フックで固定して飛ばないようにする
・下を重石に固定し、窓に打ち付けないようにする
・強風前に取り外し、室内で保管するためのスペースを確保しておく
など、自宅に合わせた対策を検討しましょう。
また、落葉樹やグリーンカーテンは、
落ち葉や害虫で隣近所に迷惑を掛けないよう注意しましょう。
◆紫外線も防ごう
紫外線は住まいにダメージを与えます。
特に窓枠は、紫外線の影響を受けやすく、
塗装のはがれや色あせ、木材のひび割れなどのリスクが高い場所です。
その他、フローリングや内壁、家具も紫外線により劣化します。
また、適量の紫外線は骨の形成に役立ちますが、
過度の紫外線は、シミやシワなど皮膚トラブルの原因になります。
住まいのためにも家族のためにも、
紫外線や外気熱の対策は欠かせません。
◆北側の庇(ひさし)
北側の庇は、直射日光が当たる時間が短いものです。
そのため、ハトが好んで過ごす場所でもあります。
もし、ハトにお気に入り認定されると、
何年もフンや鳴き声に苦労することになります。
新築予定地でハトをよく見かけるなら、
北側の庇にハトが留まれないような対策も検討してみませんか?