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コラム COLUMN

生活スタイルに合わせて『離す・遮る・つなげる』

こんにちは。

折り込みチラシなどの間取りを見ると、

開放的につながっているLDKが多いですよね。

それが家族の生活スタイルに合うなら問題ないのですが、

・来客が多い

・家族の生活時間が違う

・在宅で仕事をしている

といった場合、不便に感じることがあります。

 

みなさんは、そんな不便さを感じたことはありませんか?

 

◆離す、遮る、つなげる

キッチンとリビングがつながっていると、

料理のニオイが翌日までリビングに残ることがあります。

そんな時、来客をリビングに招くのは気まずいものです。

 

また、キッチンは物が多いので雑然とした印象を与えやすい場所です。

そのため、来客の予定が入るたびに整理整頓に追われたり、

目隠しや間仕切りを後付けする方は少なくありません。

 

来客の多さ、家族の人数、家族の生活時間の違いなどを考慮すると、

家庭によっては、一般的なLDKより『L+DK』『L+D+K』

『LD+K』の方が合っているかもしれませんね。

 

「LDKはつながっているのが当たり前」と決めつけず、

生活スタイルに合わせて『離す、遮る、つなげる』工夫をしてみましょう。

 

◆部屋の役割を固定しすぎない

家族の成長と共に部屋の使い方は変化します。

例えば、子どもが小さな頃は、

宿題も遊びもダイニングやリビングで済ませがちです。

しかし、成長と共に自分だけの部屋で過ごしたくなるかもしれません。

 

また、子どもが巣立った後や、

定年退職などで自宅で過ごす時間が長くなると、

暮らしに合わせて部屋の使い方を変えることがあります。

 

そんな時、役割を固定しすぎた部屋は柔軟な対応ができません。

家族の生活スタイルの変化を予想して、

可変性を持たせた間取りにしておくことが大切です。

 

◆変化に備えて

いずれ部屋を仕切って二部屋に分ける予定なら、

窓や照明スイッチの位置、収納の位置や量への配慮が必要です。

間仕切り壁を増設すると、防音性は増しますが可変性はなくなります。

 

一方、パーテーションや引き戸、可動式の家具などを用いれば、

防音性は低いものの可変性は保てます。

 

なお、それぞれの家には、その重さを支えるために欠かせない柱や、

地震の横揺れから家を守るために欠かせない壁があります。

それらは、リフォームの際も撤去できません。

 

可変性を維持したい場所の柱や壁は、

構造や性能に影響を与えないものにしておきましょう!

 

では、また(^^)/

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