コラム COLUMN
もうすぐ、秋の火災予防週間です。
11月9日から同月15日までの一週間は、秋の火災予防週間です。
火災予防週間には、火災が発生しやすい時季を迎えるにあたって全国で一斉に『火災予防運動』が行なわれます。
みなさんが暮らす地域でも、放水体験や救急講習など、さまざまなイベントが計画されているかもしれませんね。
■主な出火原因
令和2年の住宅火災の出火原因の上位(放火を除く)は、
こんろ(17.2%)、たばこ(12.3%)、ストーブ(7.6%)、配線器具(5.2%)、電気機器(4.9%)、電気電話等の配線(4.9%)となっています。
ちなみに、ストーブの中で最も火災が多いのは電気ストーブです。
■予防のポイント
『こんろ』
・調理中は離れない ・着衣着火を防ぐため、フリースなど燃えやすい素材の服を避ける ・安全機能付きのコンロを使用する
『たばこ』
・寝たばこをしない ・吸い殻を灰皿に溜めず、水などで完全に消火してから捨てる
『ストーブ』
・外出時や就寝時は必ず消す ・ストーブの近くに、洗濯物やカーテンなど燃えやすいものを置かない ・給油は、必ず消してから行う
『電気機器』『配線器具』『電気電話等の配線』
・プラグやコンセントにホコリや水が付着しないよう注意する ・タップは決められた容量内で使用する ・たこ足配線をしない
・ステップルなどで配線を壁に固定しない(中の銅線が切れる恐れがある) ・コードの上に重いものを載せない ・電気機器は正しく使う
■カセットコンロ
・ガスボンベが正しく接続されていない状態で使用したため、接続部からガスが漏れて点火した途端に引火した。
・カセットコンロを2台並べ、その上に鉄板を置いて使用したため、カセットボンベが破裂した。といった事故が発生しています。
寒くなると、鍋料理などでカセットコンロを使う機会が増えます。火災を防ぐため、正しい使い方を徹底しましょう。
よくわからない時は、取扱説明書を再確認しましょう。