コラム COLUMN
段ボールをゴミ収集日まで保管する時に気を付けたいこと
日本通信販売協会によると、2020年度の通販市場の売上高(速報値)は、前年度より20.1%増の10兆6300億円で、初めて10兆円を突破したとか。
我が家も良く利用しますが、不要不急の外出を避けたい方にとって通販は欠かせない購入手段となっているのでしょうね。
しかし、通販の利用頻度が増えるほどゴミ収集日まで保管すべき段ボールも増えてしまいます。皆様は、どのように保管していますか??
■害虫
ゴキブリは、段ボールの保温性や隙間が大好きです。そのため、受け取った通販の段ボール箱に、既に卵が産みつけられている場合があります。
また、ダニやチャタテムシなどの害虫も段ボールを好むので、ゴミ収集日まで室内に保管したり、
工作や収納などに再利用すると、室内に潜む害虫を増殖させる恐れがあります。
■室内で保管する時に気を付けたいこと
壁と冷蔵庫の間のように、程よく狭い場所は避けましょう。
なぜなら、そこはホコリやダニ(=エサ)が溜まりやすい上に、狭さを好むゴキブリのお気に入りエリアだからです。
また、段ボールは湿気を吸いやすいため、カビや細菌の温床になることがあります。
ですから、室内で保管するなら、駆除剤や捕獲グッズを近くに置くだけでなく、ホコリが溜まらないようこまめな掃除は欠かせません。
そういえば、キャスター付きのストッカーは、・床と段ボールの接触を防げる ・広がりを防げるのでスッキリと収納できる
・掃除の際の移動が簡単といったメリットにより人気があります。100円ショップのアイテムで自作もできるので、DIYの作品を参考に挑戦するのも楽しそうですね。
■ベランダや屋外に置くなら
室内の害虫予防には役立ちますが、外ならではの危険があります。最も怖いのは、侵入犯罪の足場に利用されたり、放火犯に狙われて火災被害に巻き込まれることです。
また、強風で飛ばされた段ボールが隣家の庭を汚したり、ガラス窓を割った事例もあります。屋外ストッカーや物置を利用するなどの安全対策を検討しましょう。
■ゴミ襲来
風下のスタッフ宅には、強風のたびにゴミが襲来します。落ち葉や枯れ草程度ならお互い様だと思えるものの、
雨でヨレヨレの段ボール、ゴミが入ったレジ袋、残り香付きのたい肥袋、各種サイズの苗ポットなど、多種多様なゴミが襲来します。
その後始末をする時、特にストレスを感じるのは相手を特定できるゴミだとか。とはいえ、このご時世ですから迂闊な行動はできません。
幸いなことに、ご近所さんがガーデニングに飽きたり、お子さんが成長して外遊びが減るなどの外的要因のおかげで、ここ数年は減少傾向にあります。
『防犯』ではなく『防ゴミ』のために塀の設置を検討したことがあるスタッフは、早まらなくて良かったとホッとしているようです。