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コラム COLUMN

主な地形と自然災害のリスク

日本の地形は、成り立ちや性質などにより分類されています。

地形分類によって自然災害の発生リスクが異なるため、地形と自然災害の関係を知っておくのは大切なことです。

そこで今日は、主な地形と自然災害のリスクについてお話しします。

 

■低地

河川の堆積作用などにより形成された平坦な土地です。

氾濫平野や三角州などの細かな分類があります。中心部の高い土地が無い場所に崖崩れの心配はありませんが、

洪水や内水(排水能力を超えた水が側溝や下水道などから溢れること)、地盤沈下や液状化のリスクがあります。沿岸部は高潮も心配です。

■台地・段丘

周囲に比べて盛り上がっている平坦な土地 のことです。周囲が浸食により削られて取り残されてできます。

地盤は比較的安定しており、中央部の平坦な土地は水害リスクが少ないのが特徴です。ただし、縁辺部に近づくほど崖崩れのリスクは高まります。

■山地

尾根や谷からなる土地や、比較的斜面の急な土地のことです。崖崩れ、土石流、地滑りなど土砂災害のリスクがあります。

■埋め立て地   

川や海、沼などの水部に土砂などを投入し、人工的に陸地にした土地のことです。

海に近い場所は、津波、高潮、液状化、山地に近い場所は液状化や地盤崩壊などのリスクがあります。

 

■換気による温度変化に注意

早朝の外気は爽やか心地よいのですが、日中は窓を開けた瞬間に熱い空気が侵入するので、換気するのが億劫になってしまいます。

ところで皆様は、窓を開けて換気する時、室温をチェックしていますか??暑さが厳しくなり、熱中症で搬送される方が増えています。   

冷房中に換気するときは、小まめな温度管理で熱中症を防ぎましょう。

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