コラム COLUMN
お盆休みに備えた防犯対策
もうすぐお盆休みですね。新型コロナや猛暑の影響を避けるため巣ごもりする方もいれば、夏の思い出作りに外出の機会が増える家庭もあることでしょう。
外出の機会が増えると、心配なのが侵入犯罪です。ところで、皆様のお宅ではどんな防犯対策をしていますか??
■侵入経路から考える対策
最も多いのは無施錠の窓やドアからの侵入で、次に多いのがガラス破りです。
そのため、・玄関や窓、勝手口などは必ず施錠する ・補助錠や防犯フィルムなどで侵入しにくい状況を作るなどの対策は欠かせません。
人目に付きにくい場所に開口部があるなら、防犯砂利、防犯ブザー、センサーライト、面格子などが抑止力として役立ちます。
玄関や勝手口の鍵がピッキングしやすいものなら、ピッキングが難しい鍵に交換した方が安心です。
■生活感から考える対策
洗濯物を干している時間帯、新聞や郵便物の状況、照明などを見ると、留守にしている時間帯はわかりやすいものです。
わかりにくくするには、・外泊する時は新聞や郵便物を止める ・新聞や郵便物は小まめに取り出す ・長時間外出する時は部屋干しにする
・リビングや寝室などにタイマー式の照明を導入するなどの方法があります。
■SNSへの投稿は要注意
SNSで「〇~〇日まで旅行に行くのが楽しみ!」「明日のランチは〇〇に行く!」などのように外出のスケジュールを紹介したり、
「限定コレクションをゲット!」「数か月待ちの人気車種が、遂に我が家に!」といった投稿は、仲間づくりに役立つ反面、犯罪者に情報提供をしていることになります。
と言っても、年齢の低いお子さんにはピンと来ないかもしれません。
SNSを利用できるツールを持たせているなら、その危険性を伝えるだけでなく、状況に応じて投稿内容をチェックした方が良いでしょう。
空き巣といえばコソコソしている印象がありますが、堂々とインターホンを鳴らして在宅を確認するケースも多いとか。
その対策に役立つのが、録画機能付きのインターホンや防犯カメラです。これらは、夏休みに留守番しているお子さんにとっても心強い味方になりそうですね。