コラム COLUMN
家づくりは、自分と向き合う時間も大切です。
多くの家庭では、家づくりを限られた予算の中で行います。なので、家族の要望を全て叶えるのは困難です。
何度も話し合いを繰り返し、方向性を決めていきます。とはいえ、時にはお互いに譲らず、疲れ果ててしまうこともあります。
ほとんどの場合、ご主人と奥さんの価値観は違います。生まれも育ちも違うのですから、価値観は違って当然です。
そう頭では理解していても、やはりストレスが溜まることはありますよね。そんな時は、静かに一人で過ごせる時間を作ってみましょう。
そして、・相手のどんな考えに対してストレスを感じたのか ・その考えに共感できなかったのはなぜか ・皆様をイライラさせてまでも、なぜ相手はそれを叶えたいのか
について考えてみましょう。静かに自分と向き合う時間をとればとるほど、心が穏やかになります。
すると、出来事に対する一時的な「感情」が薄れ、もっと大きな、もっと広い、深い視点でものごとを捉えることができるようになります。
家づくりは、『家族愛を深める、大きな学びの場』です。そして、『大きな決断をする場』でもあります。
そして、『その決断に対して、大きな責任を負う覚悟を学ぶ場』でもあります。
契約内容の変更や契約破棄などのように、一度決めた ことを覆してしまうと、・再申請や追加工事のため、引渡しが遅れる
・予定していた人材を確保できず、作業の質に影響が出る ・損害賠償を請求される ・業者との関係が悪化する ・家族との関係が悪化するなど、
様々な代償が伴うことがあります。そんな代償の末に新築したら、心の隅にずっと傷が残るかもしれません。新居での生活を楽しめないかもしれません。
その予防のため、毎日ほんの数分でも、自分と静かに向き合う時間を作ってみませんか??